こんにちは。
京王・小田急多摩センター駅から徒歩2分のビルで鍼灸マッサージ院を開業している、杉崎とも江治療室の副院長 杉崎 徹です。
先日、こんな質問を受けました。
週イチくらいで来たらいいですか?
それに、私はこう答えました。
そんな質問をしたら
バッチリ営業トークされますよ。
慢性的な肩コリに悩む30代女性
(仮名∶佐藤さん)
長年に渡り肩コリを抱えているものの【まぁこんなモノか】と、さしたる治療もしてこなかった佐藤さん。
整形外科はじめどこにも受診したことはなく、鍼やマッサージを受けたことも、受けようと思ったこともない。
最近になって、どうにもメガネの度が合わなくなったように感じ、朝起きる度に首から背中がツラい。
花粉症の影響かな?と思ってお薬を飲んではいるものの、近頃は仕事にも支障があるくらいツラくなってきた。
いよいよどこかへ受診しようかなぁ…良いトコないかなぁ…と思っていたところ同僚のススメで当室を受診されたそうです。
問診や肉眼所見で大きな特異は診られず、一見するととても活発で笑顔の多い方です。鍼やマッサージを受けようと思ったこともない、というのも頷けます。
一方で、
【そもそも私に治療が必要なのか?】
【鍼やマッサージで治るのか?】
と半信半疑な面持ちが印象的でした。
多くの方がご経験あると思いますが、肩コリや眼精疲労には【波】があります。
ここ数週間はキツかったけど昨日あたりから勝手にラクになった、などと自然に改善してしまうことが多いでしょう。
また、生活環境にも【波】があります。
春夏秋冬、試験勉強、残業出張、病気やケガなどでも体調の変化が起こります。
そうした中、判で押したように週イチで通院するのが正しいでしょうか。
佐藤さんはあん摩マッサージで
【すっごいラクになった】
【目が見えやすくなった】
【疲れてたんだって初めて気づいた】
そして、
【何度も通わないといけないと思った】
と喜んでくださいましたが、その効果がいつまで続くかは誰にも分かりません。
佐藤さんにも。もちろん私にも。
わずか数日で元の症状になる可能性もあれば、数ヶ月維持する可能性もあります。
ここで大切なのは、
ご自分で【ラインを引く】こと。
あ、この疲れは許せる範囲だな
あ、この疲れはラインを超えたな
よし、治療を受けよう。
こうしたラインをご自身で引けば自然と通院ペースは決まります。
佐藤さんには、こう加えました。
今回の治療が期待や金額に見合うものだったかは、佐藤さんが決めるものです。
その上で、また来たいと思って頂ければ是非来て下さい。
私から次の予約を勧めることはしません。
通院ペースは、佐藤さんご自身の身体が教えてくれます。
ただ、さっきまでの佐藤さんはかなりツラい状態でしたよね?
この状態になる【少し前】にラインを引いて、それを超えたらまた来て下さい。
それがいつなのか?は
身体が教えてくれます。
ご精読ありがとうございました。
杉崎とも江マッサージ・はり灸治療室
📞 042-374-6723
東京都多摩市落合1-6-2
サンライズ増田7F
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